今やスマホ1つで写真や動画を撮影することができる時代、多くの思い出がスマホに溢れています。私自身、2児の父ですが、子どもが生まれる前は年間300枚ほどしか撮影していなかったのに、子どもが生まれてからは年間1000枚以上も撮影するようになりました。夫婦で撮影する量を考えると、その倍以上になるでしょう。子どもの存在がいかに私たちの生活を大きく変えるか、日々実感しています。


　そんな中、現代の日本では共働き世帯が増え、日中は保育施設に通う子どもたちが多くなっています。幸いにも、うちの子どもたちは毎日楽しく保育園に通い、日々新しいことを学んでいます。保育園での過ごし方を想像するたびに、もっとその様子を見たいという気持ちが強くなります。最近は写真共有アプリを導入する施設も増えていますが、それ以上に動画でその瞬間を見たいと思うようになりました。しかし、動画を撮影するとなると写真を撮る以上に保育士さんに大きな負担がかかります。元気いっぱいの子どもたちを相手にしながら、さらにカメラを構える負担を増やすことは難しい現実がありました。


　このような思いを社内で共有したところ、同じように感じている人が多くいました。そこで、「保育士さんの手を煩わせずに保育園での様子を動画で楽しめるアプリを作ろう！」というアイデアが生まれ、「ミルカメキッズ」の開発がスタートしました。


　ミルカメキッズに関わるメンバーのほとんどが小さな子どもを持つ親であり、自分の子どもの姿をどのように見たいかを常にユーザー目線で考えています。写真よりも動画、動画よりもライブという現代のトレンドに合わせて、リアルタイムで子どもの映像を楽しむワクワク感を皆さんに体験していただけるよう、このサービスを形にしました。ミルカメキッズは防犯カメラの映像を利用したサービスなので、施設の防犯面や安全面を向上させつつ、保護者の皆さんに安心とワクワク感を提供できると信じています。


　最後に、子どもが幼稚園や保育園に通う0歳から5歳くらいまでの時期はあっという間だと思います。子どもが社会生活を初めて学ぶ場所である幼稚園や保育園で、保育士さんや園長さん、そして私たち親が安心して楽しく過ごせる環境を作ることを目指しています。これからも「ミルカメキッズ」のサービス向上に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。